まずは肩慣らしです。最初は、すっきりとしたインテリアによく使われるカラーシルエットから、スタートします。ここでは、簡単なデジタル着色(パソコンぬり絵)を憶えて下さい。
2018年10月5日、老舗オークションハウス「サザビーズ」で1枚のカラーシルエットイラストが競売され、なんと100万ポンド(約1億5000万円)落札で盛り上がる衆人環視の中、突然、ひそかに額縁に仕掛けたシュレッダーを作動させて自身のその絵を細断した、正体不明の画家バンクシー。
ニュースで何度も取り上げられましたから、ご覧になられた方も大勢いらっしゃるでしょう。
衝撃的な彼のおかげで、従来の黒一色の「モノトーンシルエットイラスト」だけではなく、最近は2色のシルエットイラスト「モノカラーシルエットイラスト」も、さわやかな現代風インテリアとしてよく見かけるようになりました。
最初の講座は「モノカラーシルエット」編。困難を乗り切る強い心、実行力、情熱、勇気などを意味する赤いハートを題材にしたシルエット作品で、スタートします。
【本日、透画制作で用意するもの】
1)OHPフィルム(OHPシート)
2)フォトフレーム
【今日の練習作品】
本日の練習作品は、はやりのモノカラーシルエット。
「コンピュータに全部お任せ。何もしない派」の方は、上に出ている「完成図&そのまま飾れる絵」をクリックして、準備編の水彩画の印刷方法を使ってOHPフィルムに印刷し、額装して出来上がりです。壁に飾る場合は、準備編の時のように、ひっつき虫で貼って下さい。
「デジタルぬり絵派」の方は、「完成図&そのまま飾れる絵」をご覧いただいた後、この下「デジタルぬり絵の部」へ、進んでください。
【デジタルぬり絵の部 (準備編で練習した印刷法を使います)】
1)ぬり絵を楽しむ場合は、上に出ている「デジタルぬり絵」をクリックして画面のぬり絵の方にマウスポインタ―をのせ、右クリックで「名前を付けて画像を保存」し、このページに戻って下さい。
保存先はご自分のパソコンの、「ピクチャ」か「マイピクチャ―」にします。名前はここでは「huusen」にしておきましょう。
2)右の青い文字をクリックして、画像加工サイト「フォトエディター&デザインメーカー Pixlr」を開きます。
このサイトはインストールが不要で、サクサクと動いてくれる、使いやすいサイトです。

3)画像を開くをクリックします。

4)しばらく待つと、下のような画面が出ます。
1「ピクチャ」をクリックし→2「huusen」をクリックして→3「開く」をクリックします。

5)1のバーを動かして画像のサイズを調節し(マウスのホイールボタンでも調節できます)、2の「塗りつぶし」をクリックします(後ででも良い)。

6)「スイッチカラー」をクリックします。

7)カラーピッカーを操作して、塗りつぶす色を決めます。
1をクリックして色のジャンルを決定し、2をクリックして色を決め、3をクリックして決定します。

8)塗りつぶす色が決まりました。

9)1「塗りつぶし」が選択されていることを確認してから、2「公差」の数字を調節し(今回は57にしました。この数字を調節することで塗りつぶしの精度を変えることができます)、3塗りつぶしをするエリアの上にマウスポインタ―を持っていき、クリックします。
風船が赤く塗りつぶされました。

10)細かい部分の修正を行います。
風船を拡大してみると、白いぬり残しが見つかりましたので、筆で補正することにします。

11)1「描画」を選択し、2の部分をクリックし、3「ベーシックサーキュラー」を「1」にします。

12)1が筆になっていることを確認し、マウスポインタ―を塗り残しの部分に移動させ2クリックして赤色に変えます。・・・・これを繰り返せば塗り残しを修正することができます。

13)修正が終わりましたので、保存します。
1ファイルをクリックし、2保存をクリックします。

14)1JPGになっていることを確認し、2「名前を付けて保存」をクリックします。

15)1名前を「huusen2」として、2「適用」をクリックします。「ファイルが保存されました」と表示が出てます。

16)パソコン画面左下の「窓のマーク(スタートのマーク)」を右クリック→「エクスプローラー」を左クリックします。
1「ダウンロード」をクリックすると、2のように「huusen2」が保存されています。

17)保存したら、準備編で練習した印刷で、OHPフィルム(OHPシート)に葉書サイズ印刷をします。
18)完成です。フォトフレームに入れて観賞しましょう。
壁に飾る場合は、準備編でやったように、ひっつき虫で貼って下さい。
【応用編】
ネットには、沢山のモノトーン・モノカラー系で現代風な、世界中の作品が公開されています。
これらをダウンロードすると、デジタルぬり絵や自分好みに色を変えてみたり、そのまま印刷して直接飾ったりすることができます。
おしゃれな作品が多いシルエット系の検索用語六つをご紹介します。下の青い文字をクリックすると、Googleの検索サイトが表示されますので、いろいろ研究してみて下さい。
1)free line art wall
2)Beautiful silhouette with flowers
3)elegant fairy silhouette free Tinker Bell
4)free flower tree silhouette heart
5)flower child silhouette free
6)music notes Design free
【ふろく】
付録をつけておきますので、もう一つ練習してみます。おおよそこれくらいできれば、透画の画像処理の部分はほぼ大丈夫でしょう。
1)赤い風船の時と同じ手順で、下の「塗り絵」を保存してから、「フォトエディター&デザインメーカー Pixlr」」を開きましょう。


2)着色しました。

3)ハトを1羽にしようと思います。
1「消しゴム」をクリックし、2をクリックして3の15を選択後、4のあたりをクリックします。

4)マウスを動かすと、消すことができます。

5)ついでに、木の色を変えてみましょう。
1「塗りつぶし」を選択して、2スイッチカラーを茶色に変更し、3の上でクリックすると、木の色が変わりました。もし気に入らなければ4「編集」の「取り消す」で、何度でもやり直すことができます。

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今回はここまでで終了です。
次回は来月、なんと金魚の絵が動いて見える「科学イリュージョン・動くミラクル静止画編」をお届けします。
また次回。
今度はフォトフレームの中の絵が動く、不思議な静止画でお会いしましょう。
ニュースで何度も取り上げられましたから、ご覧になられた方も大勢いらっしゃるでしょう。
衝撃的な彼のおかげで、従来の黒一色の「モノトーンシルエットイラスト」だけではなく、最近は2色のシルエットイラスト「モノカラーシルエットイラスト」も、さわやかな現代風インテリアとしてよく見かけるようになりました。
最初の講座は「モノカラーシルエット」編。困難を乗り切る強い心、実行力、情熱、勇気などを意味する赤いハートを題材にしたシルエット作品で、スタートします。
【本日、透画制作で用意するもの】
1)OHPフィルム(OHPシート)
2)フォトフレーム
【今日の練習作品】
本日の練習作品は、はやりのモノカラーシルエット。
「コンピュータに全部お任せ。何もしない派」の方は、上に出ている「完成図&そのまま飾れる絵」をクリックして、準備編の水彩画の印刷方法を使ってOHPフィルムに印刷し、額装して出来上がりです。壁に飾る場合は、準備編の時のように、ひっつき虫で貼って下さい。
「デジタルぬり絵派」の方は、「完成図&そのまま飾れる絵」をご覧いただいた後、この下「デジタルぬり絵の部」へ、進んでください。
【デジタルぬり絵の部 (準備編で練習した印刷法を使います)】
1)ぬり絵を楽しむ場合は、上に出ている「デジタルぬり絵」をクリックして画面のぬり絵の方にマウスポインタ―をのせ、右クリックで「名前を付けて画像を保存」し、このページに戻って下さい。
保存先はご自分のパソコンの、「ピクチャ」か「マイピクチャ―」にします。名前はここでは「huusen」にしておきましょう。
2)右の青い文字をクリックして、画像加工サイト「フォトエディター&デザインメーカー Pixlr」を開きます。
このサイトはインストールが不要で、サクサクと動いてくれる、使いやすいサイトです。

3)画像を開くをクリックします。

4)しばらく待つと、下のような画面が出ます。
1「ピクチャ」をクリックし→2「huusen」をクリックして→3「開く」をクリックします。

5)1のバーを動かして画像のサイズを調節し(マウスのホイールボタンでも調節できます)、2の「塗りつぶし」をクリックします(後ででも良い)。

6)「スイッチカラー」をクリックします。

7)カラーピッカーを操作して、塗りつぶす色を決めます。
1をクリックして色のジャンルを決定し、2をクリックして色を決め、3をクリックして決定します。

8)塗りつぶす色が決まりました。

9)1「塗りつぶし」が選択されていることを確認してから、2「公差」の数字を調節し(今回は57にしました。この数字を調節することで塗りつぶしの精度を変えることができます)、3塗りつぶしをするエリアの上にマウスポインタ―を持っていき、クリックします。
風船が赤く塗りつぶされました。

10)細かい部分の修正を行います。
風船を拡大してみると、白いぬり残しが見つかりましたので、筆で補正することにします。

11)1「描画」を選択し、2の部分をクリックし、3「ベーシックサーキュラー」を「1」にします。

12)1が筆になっていることを確認し、マウスポインタ―を塗り残しの部分に移動させ2クリックして赤色に変えます。・・・・これを繰り返せば塗り残しを修正することができます。

13)修正が終わりましたので、保存します。
1ファイルをクリックし、2保存をクリックします。

14)1JPGになっていることを確認し、2「名前を付けて保存」をクリックします。

15)1名前を「huusen2」として、2「適用」をクリックします。「ファイルが保存されました」と表示が出てます。

16)パソコン画面左下の「窓のマーク(スタートのマーク)」を右クリック→「エクスプローラー」を左クリックします。
1「ダウンロード」をクリックすると、2のように「huusen2」が保存されています。

17)保存したら、準備編で練習した印刷で、OHPフィルム(OHPシート)に葉書サイズ印刷をします。
18)完成です。フォトフレームに入れて観賞しましょう。
壁に飾る場合は、準備編でやったように、ひっつき虫で貼って下さい。
【応用編】
ネットには、沢山のモノトーン・モノカラー系で現代風な、世界中の作品が公開されています。
これらをダウンロードすると、デジタルぬり絵や自分好みに色を変えてみたり、そのまま印刷して直接飾ったりすることができます。
おしゃれな作品が多いシルエット系の検索用語六つをご紹介します。下の青い文字をクリックすると、Googleの検索サイトが表示されますので、いろいろ研究してみて下さい。
1)free line art wall
2)Beautiful silhouette with flowers
3)elegant fairy silhouette free Tinker Bell
4)free flower tree silhouette heart
5)flower child silhouette free
6)music notes Design free
【ふろく】
付録をつけておきますので、もう一つ練習してみます。おおよそこれくらいできれば、透画の画像処理の部分はほぼ大丈夫でしょう。
1)赤い風船の時と同じ手順で、下の「塗り絵」を保存してから、「フォトエディター&デザインメーカー Pixlr」」を開きましょう。


2)着色しました。

3)ハトを1羽にしようと思います。
1「消しゴム」をクリックし、2をクリックして3の15を選択後、4のあたりをクリックします。

4)マウスを動かすと、消すことができます。

5)ついでに、木の色を変えてみましょう。
1「塗りつぶし」を選択して、2スイッチカラーを茶色に変更し、3の上でクリックすると、木の色が変わりました。もし気に入らなければ4「編集」の「取り消す」で、何度でもやり直すことができます。

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今回はここまでで終了です。
次回は来月、なんと金魚の絵が動いて見える「科学イリュージョン・動くミラクル静止画編」をお届けします。
また次回。
今度はフォトフレームの中の絵が動く、不思議な静止画でお会いしましょう。